香貫山ウォーキングでよく見かける緑色の細長い房状のもの。これはヤシャブシの花です。(3月31日撮影)ヤシャブシはカバノキ科ハンノキ属の落葉高木で日本固有種です。オオバヤシャブシという種類もあって、どちらも太平洋側に多く自生するとのことなので、この写真の木がどちらなのかはよく分かりません。
この花はもうしばらくすると次々と地面に落ちてしまいます。最初に見た時は大量の毛虫が道路で干からびているように見えてびっくりしました。大量に落ちていると滑りやすくなって歩きにくくなることもあります。
その他にも花粉症の原因にもなるそうなのでアレルギーを持つ方はご注意ください。
以前に訪れた伊豆大島にはヤシャブシが密集して自生していました。
これからは新緑の季節です。さくらの葉だけではなく様々な種類の木々が芽吹き始めていました。日当たりの良い場所に育つモミジの木は早くも青モミジを楽しめるほど鮮やかな新緑でした。