ヤマツツジの花を目当てに訪れた高通山。頂上から北側へ数分歩いた場所の広場で薄い黄色の葉がたくさんぶら下がっている常緑樹を見つけました。調べてみると、これはシロダモの新芽ということが判りました。(5月4日撮影)
シロダモはクスノキ科の常緑高木で、宮城県以西の暖かい場所に自生する植物とのこと。葉の裏側が白っぽくなることからシロダモという名前なのだそうです。間近でよく観察してみると、歯の根元の部分が陽光で金色に輝いて見えます。葉は産毛のような細かい毛で覆われていました。
ヤマツツジの周りにも多くのシロダモの木が自生しています。ヤマツツジにとってはちょうど防風林のような、強い海風を遮ってくれる樹木のようでした。