紅葉
12月8
函南町内・箱根西麓の中腹に建つ月光天文台。前々から行きたかった場所で、道路の凍結が心配なので天気の良いこの日に訪れました。
とても眺めの良い場所で敷地内からは富士山も望めます。入口の脇に小さな公園があって、
そして偶然にも月が出ていて同時に撮影ができました。つい先程までプラネタリウムで冬の夜空の説明を受けたばかりなので少し嬉しくなりました。月光天文台は無料エリアからも富士山や駿河湾がよく見えます。観光のついでにぜひ立ち寄ってみてください。
*月光天文台の方から、この木はメタセコイアであると教えていただいたので訂正します。
丹野平へ向かう林道は植林された杉林が目立つのですが、頂上に近づくにつれブナやヒメシャラなどの広葉樹が多くなります。この写真は丹野平直下のヒメシャラ林、かろうじて紅葉が残っていました。(12月1日撮影)
ヒメシャラはブナの原生林などでよく見られ、伊豆半島では天城山周辺でヒメシャラの大木を見ることができます。しかしこんなに多くのヒメシャラが密生している場所は貴重で、植林で伐採される前のこの辺りの自然林の様子が想像できます。
2本のヒメシャラの高木の間から見えた鮮やかなヤマモミジの紅葉。青空に映えてとても綺麗でした。
ちなみにヒメシャラは「姫沙羅」と漢字表記される場合がありますが、この表記は函南町の和食店「姫沙羅」さんの創業者の方が作り出したもので全くの当て字だそうです。
熱海市のMOA美術館で開催されている【光琳 国宝「紅白梅図屏風」×重文「風神雷神図屏風」】を訪れました。運動不足解消のため熱海駅から徒歩で急坂を登るにつれ、なんとなく木々の色づきが進んでいっている気がします。大勢の人で賑わう館内から和風庭園・茶の庭に向かうと一部の木々が鮮やかに色付いていました。(11月16日撮影)
ここはモミジの林です。とても綺麗に手入れされた和風庭園の紅葉は色付き始めといったところ。このモミジが紅葉したらとても美しい光景でしょう。カフェの中から庭園を楽しめる場所もあるのでのんびりと楽しめそうです。
MOA美術館といえば知る人ぞ知る尾形光琳作の国宝「紅白梅図屏風」です。毎年梅の花が咲く頃に特別展が開催されるのですが、今回は「風神雷神図屏風」とセットで楽しむことができる特別な機会ということで大勢の人で賑わっていました。本当は真正面から撮影したかったところですが諦めました。
12月10