満開
下田から南伊豆町の伊豆西海岸方面をお花見ドライブしました。街中ではソメイヨシノが満開でとても綺麗でした。一方、西伊豆の山々では自生するオオシマザクラやヤマザクラが満開となっていました。(4月6日撮影)
例年だと3月半ば〜3月末頃に見頃を迎える伊豆半島のヤマザクラ。修善寺方面では見頃のピークは過ぎつつありましたが、西伊豆のヤマザクラはまさに見頃となっていました。この時期に伊豆半島をドライブするとこんなにもたくさんの桜の木が自生していることに驚かされます。人の手がほぼ入っていない山は一面桜の花で覆われていて圧巻です。
この写真の撮影場所は妻良港の南側辺りです。この日はあいにくの曇天だったので写真ではその美しさが伝わらないかもしれません。ぜひご自身の目で見ていただけたらと思います。
富士通沼津工場で満開の桜の花を楽しんだあと沼津市西部の史跡・興国寺城跡に立ち寄ったところ、こちらの桜も満開でした。(4月7日撮影)
興国寺城は戦国時代に築かれた城で、近年、沼津市による発掘調査や整備がされています。後年になって開かれた穂見神社前のソメイヨシノは見頃のピークを迎えていて、桜の木の下や芝生の広場では何組もの家族連れがお花見を楽しんでいました。
天守台が築かれた土塁周辺にも桜の大木があって、こちらもまさに満開です。土塁の周辺の桜はオオシマザクラやヤマザクラが多く、今年はソメイヨシノと同じタイミングで見頃を迎えています。
土塁を覆う芝生の中ではワラビがたくさん生えていました。残念ながら結構成長してしまっていて食用には適さない感じでした。
沼津市北部・愛鷹山麓に位置する富士通沼津工場のソメイヨシノの桜並木が満開でした。(4月7日撮影)
入口から約200M続く桜並木は大きくて花付きの良いソメイヨシノが両側からせり出して桜のトンネルのようになっています。駐車場前やその他の場所にも大木に育った桜の木が植えられていて、春になると見事な風景となります。
富士通沼津工場は工場敷地のうち80%を占める緑地を地元住民に開放している他、ビオトープなど環境整備に取り組んでいることが評価され、環境省の「自然共生サイト」に認定されているそうです。この写真の桜の木の手前に遊歩道が整備されていて、その脇の水路ではたくさんのオタマジャクシが元気に泳いでいました。
今年は3月の天候不順の影響で桜の開花が遅れ気味だったものの、ヤマザクラとソメイヨシノがほぼ同時に満開となっていてとても綺麗ですね。満開のさくらの木の下でお弁当を食べている家族連れの方々をうらやましく思ってしまいました。
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