沼津
9月17
5月29
5月23
4月29

4月29日(祝)・30日(日)、第97回沼津みどりまつりが沼津駅北口のキラメッセぬまづで開催中です。会場では花苗や花木の販売、各種ワークショップ、飲食物の販売などのブースが立ち並び賑やかでした。無料配布や抽選会、盆栽や生け花の展示もあり入場料無料で楽しめます。

小さなマユミの木は1,500円で販売していました。鉢で育てて赤い実を楽しむのも良さそうですね。

アレンジメントフラワーのワークショップもあります。こちらはリコー通り沿いのショップ フルール四季さんのブースで制作できるカーネーションのプードル。(ブレブレ写真ですみません…)
当日の申し込みも少しなら大丈夫らしいです。ご家族で楽しむのも良いですね。

沼津市民にとってはおなじみのマツの木。千本浜海岸は主に防風林として千本松原が整備され、マツは沼津市の木にも指定されているほどよく見かけます。千本松原と呼ばれてはいますが実際には30万本以上あると言われ、海岸以外でもそこら中で見られる、ある意味市民にとってはありふれた木です。
この日もあまり気にとめず通り過ぎようとしたところ鮮やかなオレンジ色の花が目に留まり少し観察してみました。(4月1日撮影)
上の写真はマツの雄花。房状のたくさんの花が固まって咲いています。雄花は花粉を飛ばしきると下に落ちてしまいます。

このにょろっと伸びた先のピンク色の花が雌花。これが受粉すると松ぼっくり(松かさ)になり、やがて地面に落ちます。松の開花時期は4月頃。既にそこら中で開花していたので3月中頃には咲き始めていたと思われます。街中でも気にとめていると各所で花を付けていることに気づきます。
ところで、マツはマツ科マツ属の植物ですが、いわゆる「松」という固有名詞の植物はありません。千本松原で植栽されているのはほとんどがクロマツです。クロマツは塩害に強く痩せた土地でも育つので海岸線の防風林としてよく利用されています。それほど深刻では無いもののマツアレルギーが原因の花粉症もあるそうなので念のためご注意ください。
4月3

沼津・戸田地区の街中や郊外でこの時期によく見かけるクリーム色掛かった白い花。柑橘類の畑の隅だったり花が一斉に咲いている農園だったり各所で見かけます。何か柑橘類の花かも?と近づいてみると少し違うようですし、ジャスミンに似た香りもします。(3月29日撮影)
調べてみるとこの花はシキミの花でした。シキミ(樒 / しきび)は仏事でよく使われるおなじみの葉付きの枝のこと。マツブサ科シキミ属というあまり聞き慣れない種類で、葉や茎・花などすべてに毒性がある有毒植物です。特に果実は猛毒で食べると死ぬこともあり劇物に指定されているのだとか。

実は戸田地区はシキミが特産物で全国有数の出荷量とのこと。畑や棚田の端に植えられたりしていましたが高齢化により生産者が減少してしまっているのだとか。もう一つの特産物・タチバナならジャムなどの特産品を購入することで個人的にも応援できるのですがシキミの場合はちょっと思いつかないですね…
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