季節の花だより はなつうWEST Blog

季節の花便りを定期的に更新しています [ Seasonal flowers in Japan ]

御胎内清宏園

御殿場市 御胎内清宏園の秋の花 2025-2

ゲンノショウコ 2025
御胎内清宏園を散策していると様々な秋の花に出会えます。この花はゲンノショウコ。(9月21日撮影)「現の証拠」とは古くから胃腸の薬として利用され、実際によく効くことから付けられた和名です。日本全国に分布するフウロソウ科の多年草で、1cm〜1.5cmの小さな花を咲かせます。花の下に写っているのは「さく果」という実で、熟すと弾けて神輿の屋根のように見えることからミコシグサとも呼ばれるそうです。

ヒメキンミズヒキの花 2025
この花は(多分)ヒメキンミズヒキです。赤い花を咲かせる水引のように花を付けています。バラ科の植物で5mm程度のとても小さい花を咲かせます。日本全国の山地で普通に見られますが8月〜10月の花期でなければまず気づきませんね。

クサギの花 2025
この変わった形の花はクサギです。「臭木」という名前は葉や枝に悪臭があるからといわれますが、周囲に漂ってくるような匂いはありません。クサギはシソ科の落葉低木で日本各地に分布します。赤く見えるのが萼で良い香りのする白い花を咲かせます。葉や枝・実などそれぞれが薬や農薬、染料などに利用される有用な植物なのだそうです。
御胎内清宏園ではこの他にもタマアジサイや小さな野草が花を咲かせていました。モミジなどの紅葉も綺麗らしいのでまた訪れたいです。

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御殿場市 御胎内清宏園の秋の花 2025-1

アザミの花 2025-1
9月半ばを過ぎても暑い日が続くので涼を求めて御殿場市の御胎内清宏園を訪れました。
この場所は国指定の天然記念物の溶岩隧道がある自然豊かな場所です。最近はすぐ近くに樹空の森が整備されとても賑わっている一方、御胎内清宏園を訪れる人はごく僅か。かつてはとても寂れた感じでしたが近年はきれいに再整備されたようです。
入場料200円と御胎内見学用のLED付きヘルメットレンタル料50円を支払い園内へ。早速、遊歩道沿いに咲いているアザミの花を見つけました。(9月21日撮影)

アザミの花 2025-2
アザミの仲間はとても種類が多く見分けが難しいです。帰宅して調べたところ、ノハラアザミというアザミの花に似ているようです。ノハラアザミは本州の低山などに広く自生し、花期は8月〜10月とのこと。この場所も富士山の裾野に位置するので比較的標高が高く涼しい場所です。

御胎内清宏園 2025-1
園内を進んでいくと広々とした場所に出ました。遠方の樹木が僅かながら色づき始めているようです。

余談ですが、御胎内(溶岩隧道)を見学する場合は汚れても良い服装をおすすめします。特に成人男性は四つん這いにならないと通過困難な場所もあります。それとヘルメットは必須。ほぼ自然のままの溶岩洞窟探検にぜひチャレンジしてみてください。

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