
近場に涼しい場所がないかと地図を眺めていたところ「景ケ島渓谷」といういかにも涼しそうな場所が目に留まったので訪れました。(8月15日撮影)
景ケ島渓谷は静岡県の天然記念物に指定されている長さ約600Mの渓谷です。黄瀬川の支流の佐野川を流れる水が溶岩を削り独特の風景を生み出しました。中でも屏風岩と呼ばれる場所は小さな滝と淵、そして柱状節理がみられるとのことなので涼を求めて向かいました。
最寄りの駐車場は5台しか停められないので満車、しばらく待って駐車し植林の杉林の中の小径を通り、はしごを使って河原に降り、大きな石を伝って水辺に出ました。家族連れが水遊びをしていて気持ちよさそうです。
ですが、ほとんど涼しくない… 少し前に訪れた富士宮市の白糸の滝のような風景なのですが、標高がそれほど高くないせいか気温はそれほど変わりません。タマアジサイかなにか花が咲いているだろうと探してみたもののこれといった花も咲いていませんでした。

もう一つのお目当ての柱状節理は、ご覧のようにとてもわかりやすく露出していました。フィリピン海プレートの動きで本州に衝突した伊豆半島周辺ではこのような柱状節理を観察できるスポットが多く、伊豆ジオパークに指定されている場所も少なくありません。国道からすぐ近くの場所で貴重な自然が観察できるスポットなのでおすすめです。





















