須走口5合目から小富士に向かう林の中の遊歩道を歩いていると「カニコウモリ」と書かれた説明板に目が留まりました。カニコウモリ? キク科コウモリソウ属の植物のようです。コウモリソウの仲間で葉が蟹の甲羅に似ているというので付近を探しカニコウモリの葉を見つけました。(10月13日撮影)大きくても5cm程度のまだ幼い葉のようです。
なんとなくコウモリが羽を開いた姿に似ていなくもないかな。でも蟹の甲羅には見えない、いや見えなくもない…
カニコウモリについて調べてみると本州の亜高山帯の針葉樹林の中に自生していることが多いとのこと。この場所もカラマツが多く見られる場所です。8月〜9月頃に白い花が咲くとのことなので機会があれば花の時期に訪れたいと思います。
その他にもこの写真のような小さい葉を多く見かけました。トリカブトやレイジンソウの仲間ではないかと思われるのですが判断できませんでした。花が咲いていれば分かりやすいのですけど。