季節の花だより はなつうWEST Blog

季節の花便りを定期的に更新しています [ Seasonal flowers in Japan ]

京都

京都 仁和寺南庭の見事な這松 2024

仁和寺の這松2024-1
御室仁和寺の二王門(正門)を入ってすぐ左手に南庭と呼ばれる広いお庭があります。普段一般公開されている場所で、将棋の竜王戦の対戦場所にもなっています。
その南庭を入ってすぐに目に飛び込むのは見事な這松です。特に右側の松の木のボリュームは圧巻です。相当丁寧に手入れされているのでしょう。この日も造園業者の方が朝から作業をされていました。


仁和寺の這松2024-2
分かりにくいかもしれませんが、大きく広がる這松の枝は右側の1本の木から広がっています。よく折れずに形を保っているものだと感心させられます。
庭園内には他にも様々な植物が配置されていてとても美しい庭園でした。残念だったのは建物の修復工事の都合で「右近の橘」が抜かれてしまっていたことです。修復が完了したらまた訪れてみたいです。

HOME花便り > 京都 仁和寺南庭の見事な這松 2024

京都 1月なのに御室仁和寺でミツバツツジが咲いていました 2024

御室仁和寺のミツバツツジ2024-1
令和6年1月6日〜3月18日まで「京の冬の旅」特別公開中の御室仁和寺を訪れました。
今回特別公開されるのは金堂(本堂)です。金堂は境内の一番奥なので広い境内を歩いていると参道脇にピンク色の花が目に飛び込んできました。早咲きの桜かも?と近づいていくとミツバツツジの花でした。(1月13日撮影)

御室仁和寺のミツバツツジ2024-2
仁和寺の境内にはミツバツツジが多く植栽されていますが、開花しているのはこの一本のみ。ミツバツツジは通常4月頃に開花するので驚きです。この日はとても寒く、晴れたり時雨れたりの京都らしい天気でした。春の気配など全く感じられませんでしたが少しずつ春が近づいているのでしょう。

仁和寺金堂2024
今回の仁和寺の特別公開では金堂の内部が5年ぶりに公開されています。金堂の建物自体が国宝で、靴を脱いで入る内部は薄暗く、暖房器具を使うことができないためとても寒かったです。お坊さんの丁寧な説明はありがたかったのですが、足の指先の感覚が無くなってくるほどでした。
その反面、人の出入りと紫外線を制限された内部の壁画の保存状態は素晴らしく、江戸時代初期より一度も修復されていないというのに極彩色を保っていました。とくに金堂裏堂の五大明王壁画の鮮やかさには驚かされました。
仁和寺といえば「御室の桜」が有名ですが、この時期の境内は訪れる人はまばらでゆっくりと見学できるのでぜひ訪れてみてください。

HOME花便り > 京都 1月なのに御室仁和寺でミツバツツジが咲いていました 2024

京都府立植物園で梅の花が咲き始めていました 2023

京都府立植物園の梅林
京都市左京区の京都府立植物園は日本最古の公立植物園で、北山通りと北大路通り接する約24万ヘクタールの広大な敷地の中に約12,000種類の植物が展示・植えられています。温室やバラ園、桜並木など季節毎に花々が楽しめます。その一角の梅林では梅の花が咲き始めていました。(1月14日撮影)

あいにく今にも雨が降り出しそうな天気だったので暗い感じの写真になってしまいました。かろうじてロウバイの黄色い花が目立っていますが、早咲きの紅梅・白梅もちらほら咲き始めています。

京都府立植物園の梅林
この木以外にも花や丸々としたつぼみを付けている梅の木が何本もありました。ここ最近は真冬の寒さが続いていますが、それでも梅の花はいつも通り開花の準備をしているようでした。

HOME花便り > 京都府立植物園で梅の花が咲き始めていました 2023

京都 上賀茂・西賀茂の紅葉 2022

上賀茂神社202211
久々に行動制限のない2022年の秋の京都は大勢の観光客で賑わっています。週末の観光スポットはどこも大混雑で嬉しいような疲れるような…
京都市内でも少し交通の便が悪い上賀茂や西賀茂地区は(平日なら)観光客もまばらでおすすめです。上の写真は世界遺産・上賀茂神社の境内の様子。モミジがかなり色付いていました。(11月18日撮影)


神光院202211
上賀茂神社から賀茂川を渡って北西に歩くと神光院があります。神光院は真言宗のお寺で拝観は無料。境内は紅葉が美しい穴場スポットです。こちらもかなり色付いていてのんびりと紅葉が楽しめました。

HOME花便り > 京都 上賀茂・西賀茂の紅葉 2022

京都 成願寺のタイサンボク(泰山木) 2022

成願寺のタイサンボク
京都市上京区の成願寺の境内でタイサンボクが開花していました。(6月5日撮影)
成願寺は北野天満宮のほど近く、大将軍八神社の向かいの浄土宗のお寺です。ツツジや枝垂れ桜がきれいに咲くお寺ですが、モクレンの何倍も大きい白い花が目に留まりました。お寺の方に伺うとタイザンボクという名前とのこと。
タイサンボク(泰山木)はモクレン科の常緑樹で高さ20mにもなり、開花は6月〜7月で梅雨時に咲く花ということです。開いた花は30cm近い大きさでとても目立ちます。


成願寺のタイサンボク2
この木にはもう一つつぼみが成っていて、こちらもソフトボールくらいの大きさです。あと数日で開花しそうでした。

HOME花便り > 京都 成願寺のタイサンボク(泰山木) 2022
Archives
記事検索
ギャラリー
  • 伊豆 韮山反射炉の秋 2024
  • 伊豆 韮山反射炉の秋 2024
  • 御殿場 樹空の森でアセビのつぼみがつき始めています 2024
  • 御殿場 富士山樹空の森の秋バラの見頃はもう少し先 2024
  • 御殿場 富士山樹空の森の秋バラの見頃はもう少し先 2024
  • 御殿場 富士山樹空の森の秋バラの見頃はもう少し先 2024
  • 沼津 我入道海岸が草原に変わっています 2024
  • 香貫山 タマアジサイとどんぐり 2024
  • 香貫山 タマアジサイとどんぐり 2024
  • 香貫山で葛(クズ)の花が咲いています 2024
  • 香貫山で葛(クズ)の花が咲いています 2024
  • 沼津 霊山寺のイチョウの木にたくさんの銀杏が成っていました 2024
  • 沼津 霊山寺のイチョウの木にたくさんの銀杏が成っていました 2024
  • 沼津地元愛まつり2024 開催中です
  • 沼津地元愛まつり2024 開催中です
はなつうWEST Blogとは
フラワーショップ・スクールをサポートする広告会社・インターワークス社が運営しています。
身近な花便りを定期的に更新しています。