御室仁和寺の二王門(正門)を入ってすぐ左手に南庭と呼ばれる広いお庭があります。普段一般公開されている場所で、将棋の竜王戦の対戦場所にもなっています。
その南庭を入ってすぐに目に飛び込むのは見事な這松です。特に右側の松の木のボリュームは圧巻です。相当丁寧に手入れされているのでしょう。この日も造園業者の方が朝から作業をされていました。
分かりにくいかもしれませんが、大きく広がる這松の枝は右側の1本の木から広がっています。よく折れずに形を保っているものだと感心させられます。
庭園内には他にも様々な植物が配置されていてとても美しい庭園でした。残念だったのは建物の修復工事の都合で「右近の橘」が抜かれてしまっていたことです。修復が完了したらまた訪れてみたいです。