季節の花だより はなつうWEST Blog

季節の花便りを定期的に更新しています [ Seasonal flowers in Japan ]

ユウスゲ公園

南伊豆町 ウスバラセイタソウの花 2024

ウスバラセイタソウ2024
ユウスゲ公園の遊歩道脇で白く長い花を咲かせている植物を見つけました。調べてみるとこの花はウスバラセイタソウの花らしいことが分かりました。(8月12日撮影)
ウスバラセイタソウは「薄葉のラセイタソウ」という意味で、千葉県や神奈川県、伊豆半島などの海岸線の岩場に自生するとのこと。「ラセイタ」とは、葉の表面が毛織物のラセイタ(ポルトガル語)に似ているからだそうです。
ウスバラセイタソウはイラクサ科の多年草で花期は7月〜9月、特に珍しい植物ではないようなので今までも見かけていたのかもしれませんね。

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南伊豆町 カラスザンショウの花 2024

カラスザンショウ2024
南伊豆町のユウスゲ公園でカラスザンショウの花が咲いていました。(8月12日撮影)
カラスザンショウはミカン科サンショウ属の落葉高木で、樹高は15M以上にもなります。この写真の木も丘の頂上付近から斜面で咲いている花を撮影したので結構な高さがあるはずです。カラスザンショウは本州の暖かい地域などの沿岸部でよく見られ、ススキなどと同じ先駆植物としても知られます。確かに元々岩山でまともな植物は生えていなかったと想像できる場所ですね。
毎年7月〜8月頃に白い小さな花を沢山咲かせ、葉はアゲハチョウの幼虫の餌となります。枝には短くて鋭いトゲがたくさんあるので山歩きの際は注意しましょう。

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南伊豆町 ユウスゲ公園の見頃はもうすぐ終わり 2024

ユウスゲ公園2024-1
伊豆半島の最南端・石廊崎が位置する静岡県の南伊豆町。石廊崎から少し西にあるユウスゲ公園はユウスゲの花が群生するスポットです。毎年6月下旬頃から8月中旬にかけてユウスゲの花が咲く場所ですが、残念ながら見頃のピークは過ぎていました。(8月12日撮影)
この場所は以前、冬の季節に訪れたことがあります。奥石廊崎とも呼ばれる地域で頻繁に訪れるのは難しいこともあり、ユウスゲの花が咲く季節に訪れたのは初めてです。今回はお盆休みシーズンで最寄りの小さな駐車場はすぐに満車になってしまうほど多くの人が訪れていました。


ユウスゲの花2024
ユウスゲはワスレグサ科の多年草で、1M〜1.5Mほどの茎の先に色鮮やかなレモンイエローの花を咲かせます。本州〜四国〜九州の日当たりの良い草地に自生し、夕方から開花し翌午前中にはしぼんでしまいます。以前はユリ科に分類されていましたが、詳細な研究でワスレグサ科に分類されることのなったそうです。
花弁に緑色の蜘蛛がいます。ワカバグモか何かでしょうか?撮影時のは気づきませんでした。


ユウスゲ公園2024-2
ユウスゲ公園は約40万年前の噴火により作り出されたなだらかな丘です。階段を数分登ると東から西に絶景が望めます。駐車する車の多くはこの眺めやサンセットを楽しみに来た観光客のもので、ユウスゲの花目当ての人はあまり多くはないようでした。次回は7月中に再訪して一面のユウスゲの花を楽しみたいです。

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