
沼津市の芹沢光治良記念館の向かいの小さな公園、我入道公園ではたくさんのドングリが落ちていました。(10月3日撮影)
スポットライトのようにこぼれ日が当たる地面に「殻斗(かくと)」と呼ばれる帽子をかぶった実と、帽子がきれいに分かれた実がきれいに並んでいます。偶然にしてもとてもわかりやすい光景です。

近寄って観察してみると、丸っこい実で縦に縞模様が見えます。大きさは15mmちょっとの小さなドングリです。帰宅してから調べてみると、このドングリはどうやらイチイガシの実のようです。この写真のドングリは成熟する前に落ちてしまったようです。
イチイガシはブナ科コナラ属の常緑高木で、関東以南の太平洋側に分布するとのこと。若木は滑らかな樹皮を持つとのことで、確かに近くにつるっとした樹皮の木がありました。
イチイガシのドングリはアク(タンニン)が少なく、縄文遺跡からも多く見つかっていることから昔から食用として重宝されていたそう。ドングリは(アク抜きさえすれば)とても栄養価の高い食べ物らしいので、大昔の人々は工夫しながら食べたのでしょう。
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