ムラサキツメクサ
山梨県の忍野村は観光スポットの忍野八海が有名ですが、そばやうどんの名店が多いことでも知られています。この日は11時開店の某うどん屋を訪れました。12時近くになると満席になることが多いので開店直後を狙い少し早めに到着。やることもないので付近の道路脇を観察してみると、様々な種類の野草が咲いていました。
上の写真はムラサキツメクサ(レッドクローバー)。マメ科の植物で、牧草用に輸入されたヨーロッパ原産の外来種です。春〜秋にかけて今では普通に見かけますね。

ゲンノショウコ
これはゲンノショウコ。フウロソウ科の植物で1cm程度のとても小さな花です。日本では至る所に自生している植物ですが、葉や茎を乾燥させて煎じると胃腸薬や下痢止めになる有用な植物です。

イヌタデ
これはイヌタデ。別名アカマンマとも言われるタデ科の植物で、これも日本全国どこでも見られる野草(雑草)です。すぐ近くには同じタデ科のミズヒキ(水引草)も咲いていました。
ただの道端の雑草も、涼しい忍野村で見ると爽やかな野草に見えました。