アシタカツツジ
5月13
5月27
裾野市の十里木高原のアシタカツツジ(愛鷹躑躅)原生群落を訪れました。(5月27日撮影)
別荘地の管理事務所の方によると、昨日の雨の影響で多くの花が落ちてしまったそうで、今年の見頃はそろそろ終了です。
アシタカツツジは愛鷹山周辺などでしか見られない希少種で、この場所は貴重な原生群落として裾野市の天然記念物に指定されています。この時期に愛鷹山に登れば稜線付近に多くのアシタカツツジを見られますが、徒歩10分程度で行けるこの場所は手軽でオススメです。
この場所は十里木の別荘地の中にあるので、必ず管理事務所の指示に従って、マナーを守って見学するようにしてください。
静岡県の愛鷹山では、この辺りでのみ分布する希少なアシタカツツジが見頃を迎えています。
(5月21日撮影)
この写真は愛鷹山〜位牌岳の稜線上の高度約1,200M付近で撮影しました。至る所で咲いて、そのたびにカメラを向けているので、歩行ペースは一向に上がりません。今年は開花が早く、見頃は終盤を迎えています。
アシタカツツジの特徴は、葉が5枚で雄しべが10本、ミツバツツジよりも小ぶりな花が特徴です。
周辺にはミツバツツジやトウゴクミツバツツジも多く咲いていて一見では種類が分かりにくいですが、慣れてくるに従ってすぐにで判別できるようになりました。ただ、他のツツジとの交配種も多く判断に迷う株も多いです。
こちらは池ノ平へ下る稜線脇に咲いていたヤマツツジ。オレンジ色がとても鮮やかでした。