
秋の雰囲気を楽しむため沼津市の香貫山をウォーキングしました。温暖な気候の沼津市でも最近はかなり冷え込むことがあり、香貫山を遠目で見ると所々ナナカマドが赤く色付いている様子が分かります。香貫山の外周道路を散策していると、桜の木が黄色く色付いていました。
歩き始めてしばらくすると「この辺りに山野草のホトトギスが自生しているので草刈りと一緒に刈り取らないでください」との注意書きが目に付き、そのそばを探してみるとホトトギスの花が咲いていました(11月3日撮影)
ホトトギスはユリ科ホトトギス属の多年草で日本固有種、主に太平洋側の山地に自生します。「ホトトギス」という名前は、鳥のホトトギスの胸の模様に似ていることから名付けられたそうです。

花は茎(葉の根元)に沿って上向きに数個の花を咲かせます。調べてみると花は4日程度でしぼんでしまうそうで、次々に開花するとはいえとてもラッキーでした。アップで見るととても特徴的な形ですし紫色が目立ちそうなものですが、実際には日陰に生えていることが多く注意していないと見逃してしまいそうです。

大漁桜が多く植えられた辺りから沼津市内が望めました。桜の紅葉がきれいです。コース上にはドングリとか栗、ムベのような実がたくさん落ちていて秋が進んでいることを感じられました。





















