
河津桜が美しく咲く井田の明神池の周りを散策していると青空に映える真っ白な実を見つけました。これはナンキンハゼの種子です。(3月1日撮影)
ナンキンハゼは中国原産の落葉高木で、紅葉が美しいことから街路樹や公園などに植栽されることも多い樹木です。沼津市街地でもナンキンハゼの並木道がありますが、秋になるとバッサリと枝を落とされてしまうため種子が付いている様子を観察することは難しいです。

ナンキンハゼは6月〜7月頃に開花し、秋になると黒い熟した実を付け、その後殻が割れて真っ白な種子が顔を出します。種子からは蝋が採れる有用な植物なのだそうです。