ウラジロノキ2024-1
富士山須走口5合目から小富士へ向かう遊歩道を歩いていると、林の中に真っ白なものが散乱しているような場所がありました。これはウラジロノキの葉です。(10月13日撮影)
ウラジロノキはバラ科アズキナシ属(またはナナカマド属)の落葉高木で日本各地の産地に分布しています。丸みを帯びた葉の裏側は白い綿毛が密生していて真っ白に見えます。落葉すると薄暗い林の中でとても良く目立っていました。


ウラジロノキ2024-2
葉を裏返してみると、普通の落ち葉にしか見えません。確かにアズキナシに似ていますね。
アズキナシといえば、あざみライン沿いのかなり下の方にアズキナシが多く自生している場所があって、ヤマザクラが散ったしばらく後にたくさんの真っ白な小さい花を咲かせてとても綺麗です。





ウラジロノキ2024-3
ウラジロノキは樹高20Mにもなる高木です。この季節であれば実が成っているはずですがよく分かりません。白い葉の裏も判別できませんでした。