南伊豆町のユウスゲ公園でカラスザンショウの花が咲いていました。(8月12日撮影)
カラスザンショウはミカン科サンショウ属の落葉高木で、樹高は15M以上にもなります。この写真の木も丘の頂上付近から斜面で咲いている花を撮影したので結構な高さがあるはずです。カラスザンショウは本州の暖かい地域などの沿岸部でよく見られ、ススキなどと同じ先駆植物としても知られます。確かに元々岩山でまともな植物は生えていなかったと想像できる場所ですね。
毎年7月〜8月頃に白い小さな花を沢山咲かせ、葉はアゲハチョウの幼虫の餌となります。枝には短くて鋭いトゲがたくさんあるので山歩きの際は注意しましょう。