
西伊豆・旧土肥町にはクスノキの巨木が何本かあります。その中でも西伊豆地域最大のクスノキと言われているのが安楽寺の山門前にそびえ立つクスノキです。(5月18日撮影)
圧倒されるほどの巨木で、幹周り約7.5M、樹高約25Mもあり、静岡県の天然記念物に指定されています。樹齢は1,000年以上とされ平安時代からこの地にあるということです。

お寺の山門と比較すると幹の太さが良く判ります。根元が舗装されていて少し可哀相ですが樹勢は旺盛のようです。新緑の季節なので黄緑色の若葉が綺麗でした。安楽寺は土肥の中心部から徒歩10分ほど、すぐ近くには土肥温泉発祥の地と言われる「まぶゆ(まぶ湯)」があります。金を掘ろうとしたところ温泉が湧き出したという言い伝えがあり、古来より多くの人が薬効を求めて訪れていたそうです。ぜひ見学してみてください。