
この写真は、仁和寺南庭の中の霊明殿に向かう渡り廊下辺りの檜皮葺き(ひわだぶき)の屋根にびっしりと生えた苔です。一面にもふもふとした苔が生えていて白っぽく輝いていました。ここまでなるには何年かかるのでしょう?もはや装飾と言って良いかもしれません。檜皮葺きの屋根は定期的に吹き替えられるので、いつかはなくなってしまうのかもしれません。

仁和寺といえば御室の桜。ピンク色の八重桜がとても美しいことで有名です。ソメイヨシノよりも1〜2週間遅く見頃を迎え、満開の時期はとても多くの人で賑わいます。さすがにこの時期はまだつぼみが堅く開花の気配は皆無です。(1月13日撮影)
4月中頃の満開の季節には味わえない静かで落ち着いた桜の林でした。