総構の新緑-1
小田原駅北側の城山地区に広がる戦国時代の遺構「総構」を訪れてみました。初めて訪れる場所だし、駅から歩いて1時間半程度で戻ってこられるので時間つぶしにちょうど良いと考えました。
観光案内所でパンフレットをもらってモデルコースを歩き始めるとすぐに坂道が始まります。途中で脇道に入り暫く歩くと駅から15分ちょっととは思えないような林と畑が広がっていました。いくつかの遺構を経て一番のハイライト「小峯御鐘ノ台大堀切東堀」へ。左右が大きく掘り込まれた総構の中は新緑が美しくいつまでも歩いていたい気分になりました。


総構の新緑-2
総構を巡るコースはこのような軽自動車1台がやっと通れる程度の細い道を進んでいきます。周辺には畑が広がり、ミカンの花の香りも漂っていました。

総構を巡るウォーキングコースですが、小田原市のパンフレットも実際の道標も不親切で何度も道を間違えました。確かに道標は要所要所にあるしパンフレットの情報量も多いのですが、全く土地勘が無い人間にとって絶妙に分かりにくいのです。恐らくこの場所に詳しい人だけの視点から案内されているのだろうと推測します。ぜひ、一見の観光客にも親切な案内をお願いしたいです。
何度も迷ったと言いましたが、敢えて言えば、パンフレットがおすすめする左回りでは無く、右回りの方が分かりやすいのでは?と感じました。