天気の良い週末、真鶴駅を起点に真鶴半島一周のウォーキングを楽しんできました。
真鶴半島のウォーキングコースは大半が舗装路で、案内標識もしっかりしている歩きやすいコースですが、神奈川県の天然記念物に指定されている照葉樹林や海沿いギリギリを通る遊歩道など変化に富んだコースです。半島先端までの周遊で約10Km、所要時間はのんびり3〜4時間です。
コース沿いからは相模灘越しの伊豆半島や湘南方面の景色が素晴らしく、真鶴半島の中間くらいまで来ると目を見張るような巨木があちらこちらに現れ始めます。
クスノキや黒松などの巨木が密集する一帯は魚つき保安林に指定されています。魚つき保安林とは海に豊富な栄養分を供給し漁場が豊かになると昔から地域に大切にされてきた森のこと。真鶴半島の魚つき保安林は江戸時代に植林され、現在までほとんど手が入っていないとのことです。まるで原生林のような雰囲気を車道からも気軽に楽しめますし、遊歩道に足を踏み入れれば巨木を触ることも出来ます。
海鮮料理を食べられる食事処もたくさんあり、駅近くの魚屋では鰯ハンバーグやさつま揚げ、鯵の押し寿司なども売っていて大満足に一日になりました。