季節の花だより はなつうWEST Blog

季節の花便りを定期的に更新しています [ Seasonal flowers in Japan ]

大村市 大村公園でアコウ(赤榕)の実が成っていました 2026

大村公園のアコウの実 2026
大村公園の入口から園内に向かう石橋のあたりに何やらブツブツしたもの枝にたくさん付いている木を見つけました。近寄ってみるとどうやら実のようですが初めて見る植物です。帰宅してから調べてみると、この実はアコウ(赤榕)の実であることが判りました。(5月10日撮影)
アコウは日本では紀伊半島以南〜南西諸島に分布するクワ科イチジク属の半常緑高木であるとのこと。静岡県も温暖なはずですがこの木は初めて見ました。確かにいわれてみれば小さなイチジクのような実が枝から直接生えているように見えます。

大村公園のアコウの木 2026
九州・沖縄地方ではよく見られるそうで、実が赤く熟すと食用にもできるそうです。また、葉を乾燥させて焼くと良い香りがするので沈香木(じんこうぼく)と呼ばれてもいるとのこと。今度見かけた時は葉の匂いを確かめてみます。


大村市 大村公園の花菖蒲の開花状況 2026

大村公園の花菖蒲 2026-1
長崎県大村市の大村公園は、大村藩主の居城であった玖島城跡を利用した公園です。国指定天然記念物「大村神社のオオムラザクラ」を含む桜の名所として有名です。さらに毎年5月〜6月にかけては約10万株・30万本と言われる九州最大級の花菖蒲園としても知られています。
5月下旬に見頃を迎える花菖蒲ですが、ゴールデンウィーク明けの5月10日現在、1〜2分咲きといったところでした。


大村公園の花菖蒲 2026-2
開花が始まったばかりとはいえ、花菖蒲は花弁が大きいのでもっと咲いているように感じます。30万本の開花がピークを迎える頃はかなり見応えがありそうです。


大村公園の花菖蒲 2026-3
花菖蒲の品種には江戸系とか肥後系とかの系統があり、大村公園では系統ごとに分けられて植えられていました。この写真の品種は絞りのような模様が入っていて洋花のようなイメージです。確か肥後系と書かれたエリアに咲いていたと思います。機会があれば満開の季節にも訪れてみたいです。

沼津市 瓦山神社のクスノキの大木 2026

瓦山神社のクスノキ 2026
沼津市内を自転車でポタリング。御用邸記念公園付近から象山方面の路地を散策している時に瓦山神社という神社を見つけました。自転車を麓に停め100段以上ある石段を登った先に社があり、周囲は鬱蒼とした森に囲まれていました。神社の左奥にもさらに山道が続いているようで、その途中にクスノキの大木がありました。(5月5日撮影)
函南町で見かけた巨木ほど大きくはありませんが山の斜面にどっしりと立ち、見上げると見事な枝ぶりで周囲を覆っていました。


河原山神社 2026-1
瓦山神社は沼津市下香貫地区の高台にあります。ご覧のような急な石段を登った先になります。どこかで見た風景だなと記憶をたどってみると、伊豆・松崎町の雲見浅間神社の石段にとても良く似ていると思い出しました。海沿いの温暖な地域なので植生も似ているのかもしれません。


河原山神社 2026-3
帰宅してから瓦山神社と、一緒に鎮座していると思われる櫻丘天満宮について調べてみるも由来などの情報が全くありません。天満宮の方は天神さんに関係するのでしょうが、「瓦山」というのは地名でも無さそうですしネーミングの由来は不明のまま。毎年10月に島郷瓦山神社の例大祭が開催され地元の方で賑わうそうなので、詳しい方がおられたらぜひ教えていただきたいです。

沼津市 沼津御用邸記念公園の黄色い花の雑草たち 2026

コメツブクサ 2026
沼津御用邸記念公園の藤の花の見頃が終わってしまっていたので園内を散策していると黄色い花を付けた雑草が目に留まりました。よく観察してみると何種類かあるようです。(4月26日撮影)
上の写真はコメツブメクサ。直径5mmほどのつぼみがグランドカバーのように広い範囲を覆っています。写真の状態は小さなつぼみから開花する間の状態です。コメツブメクサはマメ科シャジクソウ属の植物でヨーロッパ〜西アジア原産の帰化植物、現在では日本各地に自生します。


コマツヨイグサ 2026
この花は(多分)コマツヨイグサ。小ぶりのマツヨイグサでアカバナ科マツヨイグサ属の北米原産の帰化植物です。今では日本全国に広がっています。マツヨイグサ(待宵草)は一日花なので一度開花すると翌朝には萎んでしまう儚い雑草です。強い繁殖力を持つことから要注意外来植物に指定されています。


ミヤコグサ 2026
こちらはミヤコグサ。昔の奈良や京都でよく見られたことから名付けられたそう。マメ科ミヤコグサ属の多年草で、日本全国・利尻島〜宮古島などの日当たりの良い背の低い草原に自生するとのこと。沼津御用邸記念公園でも低く刈り揃えられた遊歩道脇で毎年花を咲かせています。

色鮮やかな花を咲かせる雑草たちですが、防潮堤の広い斜面では働き者のロボット芝刈り機に次々に刈り取られていました。放置すると見苦しくなるので仕方がないですね。

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