季節の花だより はなつうWEST Blog

季節の花便りを定期的に更新しています [ Seasonal flowers in Japan ]

沼津 街中で彼岸花が咲いていました 2023

彼岸花202309-1
沼津市内の学園通りを散歩中に彼岸花が咲いているのを見つけました。場所は三ツ目ガードの南側のJR高架下あたりです。(9月24日撮影)
今年は9月に入っても真夏のような日差しがずっと続いていて、彼岸花の名所も開花が2〜3週間遅れているというようなニュースを見たのでちょっと意外でした。しかも沼津駅からほど近い場所で沢山咲いているとは。自分があまり歩かない場所ですが、通行量の多い通り沿いなので実はよく知られた場所なのでしょう。郊外に行かなくても自然の花を楽しめるのは良いですね。

彼岸花202309-2


沼津 千本海岸の仙人草 2023

仙人草(センニンソウ)
9月とはいえ真夏のような日差しの中、千本海岸の堤防を歩いていると仙人草(センニンソウ)の花がそこかしこで満開になっていました。(9月17日撮影)
仙人草は日本各地で自生し、原種のクレマチスの一種とのこと。
昨年の今頃も千本浜公園の茂みの中でたくさんの花を見かけました。



この時期は野生の花木で開花している花が少なくて特に目立ちます。近づくとほのかに良い香りがしますが、有毒植物なので触ったりはしないようにしてください。

沼津御用邸記念公園でナツズイセンが咲いていました 2023

ナツズイセン
沼津御用邸記念公園の園内を散策していると、遠目に彼岸花っぽい花が咲いているエリアを見つけました。近くでよく見るとナツズイセン(夏水仙)の花でした。(8月15日撮影)
ナツズイセンは中国原産のヒガンバナ科の植物で、かなり以前に中国からやってきた帰化植物、日本各地の山野や道端などの自生し、ピンク色の花がかわいいことから栽培もされています。

ナツズイセン
茎の生え方を見てもヒガンバナ科の特徴が分かります。ただ、彼岸花(Lycoris)全般でリコリンという毒性を持ちますので注意が必要です。決して口に入れたりしないようにしてください。

沼津御用邸記念公園のタカサゴユリ 2023

タカサゴユリ
終戦記念日の今日、沼津御用邸記念公園周辺の松林でタカサゴユリ(高砂百合)が咲いていました。(8月15日撮影)
タカサゴユリは台湾原産のユリでテッポウユリとよく似ていますが、テッポウユリよりも細長い花が特徴的です。海岸線付近から高地まで明るい土地に広く自生する帰化植物です。テッポウユリは6月頃開花しますが、タカサゴユリは8月に開花するので比較的見分けやすいです。


タカサゴユリ
松林の足下の草地にたくさんの花が咲いています。ですが、この花は外来生物なので駆除する方が良いのだそうです。暑くてあまり花を見かけない時期に開花するので目の保養になるのですけどね。

富士山 水ケ塚公園のシモツケソウ 2023

シモツケソウ2023
裾野市の水ヶ塚公園でシモツケソウが咲いていました。(7月2日撮影)
シモツケソウはバラ科シモツケソウ属の日本固有種で、関東以西の本州〜九州まで広く分布しています。静岡県内では山沿いなどでよく見られますが、地方によってはレッドリストに指定されている貴重な野草なのだそうです。

須山浅間神社2
富士山からの帰り道に須山浅間神社に立ち寄りました。こぢんまりとした境内には樹齢500年前後の立派な杉が何本も建ち並び雰囲気があります。御朱印は毎月デザインが変わるそうなので何度も訪れたくなる場所ですね。

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