台南・ガジュマル
台湾・台南駅から徒歩で行ける國立成功大學の敷地内に、若き日の昭和天皇が手植えしたというガジュマルの樹を見に行きました。大学構内は日本と同じで基本的には自由に入れます。特にこのガジュマルの木のエリアは榕園という名称の公園になっていて、一般の人も多く訪れるようです。

このガジュマルの巨木は大正12年(1923年)、当時皇太子であった昭和天皇が台湾を訪問し成功大学を訪れた記念に植樹されたそうです。ということは樹齢95年!台風などの自然災害も少なくない台湾南部にあっても樹勢を保ったまま堂々として佇んでしました。
この公園にはその他にも巨大なガジュマルが何本もあってそれぞれ大きな木陰を作っていました。訪れた時期はちょうど実がなる時期だったようで、沢山落ちた赤い実で靴底が真っ赤になってしまいました。