愛鷹山
5月26
5月14
5月13

静岡県の愛鷹山では、この辺りでのみ分布する希少なアシタカツツジが見頃を迎えています。
(5月21日撮影)
この写真は愛鷹山〜位牌岳の稜線上の高度約1,200M付近で撮影しました。至る所で咲いて、そのたびにカメラを向けているので、歩行ペースは一向に上がりません。今年は開花が早く、見頃は終盤を迎えています。

アシタカツツジの特徴は、葉が5枚で雄しべが10本、ミツバツツジよりも小ぶりな花が特徴です。
周辺にはミツバツツジやトウゴクミツバツツジも多く咲いていて一見では種類が分かりにくいですが、慣れてくるに従ってすぐにで判別できるようになりました。ただ、他のツツジとの交配種も多く判断に迷う株も多いです。

こちらは池ノ平へ下る稜線脇に咲いていたヤマツツジ。オレンジ色がとても鮮やかでした。

静岡県の長泉町森林公園から池ノ平展望公園まで歩いてみました。
日陰には一部雪が残っていたものの、とてもしっかりと整備された歩きやすいハイキングコースです。駐車場から40分ほど歩くと、標高846メートルの池ノ平展望公園に着きます。
その名の通り素晴らしい風景で駿河湾を一望できます。公園にはベンチやテーブルが多数用意されていて、雄大な景色をのんびりと楽しむことができました。

天気も良いので、つるべ落としの滝ハイキングコースを通って帰りました。
コース自体は気持ちの良いアップダウンが続く歩きやすいルートなのですが、日陰には数日前に積もった雪が凍結して残り、所々ではトレッキングポールを使いながらかなり慎重に歩かなければならない場所がありました。
何とか位牌岳登山道と滝の分岐までたどりついところ、上記の写真の風景が現れました。(2月14日撮影)
さすがにアイゼン無しでは危険なのでここで撤退。林道に出る帰り道も慎重に歩かなければなりませんでした。しかし、コース途中ではとても大きな木やヒメシャラなどを見ることができましたし、(多分)クマタカも近くで見られました。鹿の家族が突然走り去っていったり、身近に自然を感じられた一日でした。