季節の花だより はなつうWEST Blog

沼津市の大瀬崎に自生するビャクシンは国の天然記念物です。
このように大きな木が百数十本もまとまって自生する場所は、日本でもここだけです。


この時期には毎年、ビャクシンが薄紫色の丸い実を沢山付けます。といいつつ、以前の投稿を遡ってみると8月にも沢山の実を付けていました。そんなに長い間実を付けているものなのでしょうか…

大瀬崎の散策中に見つけたユリの花。外海沿いの岩がごろごろとした日当たりの良い場所に沢山咲いていました。オレンジ色と黄色がとても鮮やかです。
大瀬崎にはハマユリ（スカシユリ）が自生しているとのことですが、黒い斑点が見られず本当にハマユリなのかはよく分かりません…


 

沼津市の大瀬崎海岸は穏やかで透明度の高いことから海水浴やダイビングの人気スポットです。
また、ヒノキ科のビャクシンの日本最北端の自然群生地としても貴重で、樹齢1,000年を超える大木もあり国の天然記念物に指定されています。
そのビャクシンに薄く青みがかった実が鈴なりに付いていました。夏の暑い時期でしたが涼しげな色合いです。


大瀬神社の境内には樹齢1,500年とも言われる神木があります。風雨が強く痩せた土地であるにもかかわらず見事な巨木です。 

沼津市 大瀬崎一帯では、百数十本のビャクシンにおおわれ、国の天然記念物に指定されています。