
伊豆半島も桜の名所は沢山ありますが、山々に自生する桜が色づくと人工的な桜並木や庭園では見られない美しさを楽しめます。
この写真は西伊豆の雲見港の目の前のごくありふれた山です。オオシマザクラがそろそろ見頃かも?と西伊豆に向かったものの、予想に反して咲き始め〜5分咲き程度の木が多かったです。(3月25日撮影)
もっと開花が進めば、常緑樹と新緑と様々な種類の白やピンクの桜の花で彩られて絵画のような風景となるはずです。西伊豆の海岸線は細くて曲がりくねった道路が続きます。でも、できれば雲見よりもさらに南下して壮大なお花見を楽しんでいただきたいと思います。

帰り道に黄金崎公園に寄りました。こちらも満開にはあと一歩。今週半ば〜末頃には最盛期を迎えそうです。

下田市内の深根城址のしだれ桜を見学してきました。
深根城址は室町時代中期に作られた居城で、北条早雲に落とされたといわれています。国道414号の箕作交差点の西側に位置し、川沿いのかなり細い生活道路を通り、さらに細くて急な簡易舗装の急坂を登っていくと突然目の前が開け、見事に手入れされた広いお庭としだれ桜の大木が現れます。訪れた日は8分咲き程度でした。(3月25日撮影)

この場所は個人宅の敷地内なので騒いだり歩き回ったりはできません。ですが個人のお宅とは思えないほどの広々とした閑静な空間で、桜以外の木々も見事に手入れされており感動しました。敷地内にはこれ以外にも桜の大木があって、そちらはまだ開花が進んでいない状況でした。
深根城址までは軽自動車なら通れることは通れますが、すれ違いも数カ所でしかできず、何度も言いますが個人のお庭の中なので、できるだけ徒歩で伺う方が良いと思います。ただ、車を止めようにも近隣には駐車場一つありませんが…